FC2カウンター 文法ダメダメ徒然日記 R2 旅立ち






旅立ち 

もう言わなくてもわかると思います。
↓をどうぞ。
ただいま。

結論から言います。
親父が亡くなりました。

そりゃ悲しいよ。親父だもん。

では経緯を語りましょうか。










俺と兄貴が見舞いに行った3月3日。
その日はモルヒネを打って容態が安定していたらしい。
とりあえず家の家事を終えた俺は就寝。
俺は朝起きれないから兄貴に7時に起こしてもらうように頼んでおいたのだ。



そして兄貴に叩き起こされたのは5時35分。
なんだ。まだ全然早いじゃないか。
なーんて思ってた俺は兄貴のマジな顔を見て目が覚めた。
すぐに着替えて家を出た。
朝なもんだからまだ渥美線の電車はでていない。
となればタクシーだが。
タクシー乗り場にタクシーがない。まぁ朝だから仕方がない。
すぐ電話してタクシーを呼んだ。
でもタクシーはすぐに来ない。刻々と迫る時間。あせる俺と兄貴。
10分後。タクシーは到着。病院へ向かった。

タクシーから降りた俺と兄貴はダッシュで病室へ向かった。


病室を開けたら 母が泣いていた。

母「お父さん、亡くなっちゃった。」

俺は言葉を失った。
そして俺もまた泣いていた。

親父の死に目に会えなかった。間に合わなかった。


ここからは母から聞いた話。
親父が死ぬ2時間前、親父の容態が急変した。
息が荒くなり、呼吸ができなくなってきたらしい。
何度か不安定な状態が続いていて5時30分ごろ。
母が看護婦さんに「もう危ないですよね?」と聞いたところ。
看護婦さんは「はい、危ないです。」と。
ベテランの看護婦さんになるともう危ないっていうのがわかるらしい。
そろそろ死にそうだから家族を呼んだほうがいいと言うのだそうだ。
でもその看護婦さんはまだ2年目だったらしいのだ。
でも俺は看護婦さんを恨んではいない。
これは俺と兄貴がまともに見舞いに行かなかった罰なんだ。
と自分に言い聞かせている。

でもね。毎日病院に泊まって付きっきりで一緒にいた母さんが親父の死に目を見られて良かったんだよ。

母は延命処置を希望しなかった。
普通なら心肺停止すると心臓マッサージやったり電流を流すじゃない?TVみたいに。
母が延命処置を希望しなかった理由。
これ以上苦しむ親父を見たくないし。痛いまま生き続ける親父がかわいそう。
俺もいわれて気付いた。
痛い苦しみを味わい続けるよりいっそのこと楽にしてあげたほうがいいと。

母は親父の心臓が止まっても心配蘇生はしないと担当医に言っていたそうだ。
亡くなった親父の顔は安らかだった。でも口は開いたままだった。
呼吸がつらくなって息を吸うのに精一杯だったのだ。

3月4日 05:45 親父はなくなった。

しばらくは親父をずーっと見ていた。

そっからというものの親父の荷物を片付け家に帰り。荷物を置いた。
すぐに親父の弟さん夫婦が駆けつけた。
病院の看護婦さんも死んだ親父を見に来てくれた。


親父は仕事人間だった。
という母は親父にスーツを着せてあげてほしいと頼んだ。
看護婦さんが親父の身体を拭いてスーツを着させてくれた。

そして葬儀屋さんが来て親父の遺体を葬儀屋へと運んだ。

こっからというもののどんどんこれからの日程が決まっていく。

5日にお通夜。6日に葬式。
どんどん予定が決められていく。
母と親父の弟さんがこれからの日程を葬儀屋さんと決めていた。
母は葬儀屋さんにつらいそぶりを一切見せずにしている。
一番つらいのは母さんなのに。

人が死んだ時というのは、蝋燭とお線香を絶やしてはダメなのだ。
だから寝る時も交代で親父の前にいた。

でも眠いのは眠い。
眠い目をこすりながら親父の前にいた。

そしてお通夜。

たくさんの人が来てくれた。

俺の学校の先生と友達までもが来てくれた。
正直、予想外の先生が来てくれたりして嬉しかった。


葬儀が終わった後、みんなが俺に声をかけてくれた。

頑張れよ。 と。

みんなそれしか言う事がないんです。他に言えることがないから。
でもね。
俺また泣いてんだよ。悲しいんじゃないんだ。嬉しくて泣いてた。
嬉し泣きなんてのは初めてだ。
先生からは様々な言葉を頂いた、
俺が体育科で評判が言い とか 先生も20歳の時に父親を亡くしてるとかな。

もう俺は涙が止まらなかった。
大泣きしながらみんなにありがとうしか言えなかった。

葬儀を終えた後、飯。
酒の席ってやつだ。
飲まないといけない。空気的に。
親戚の方々、盛り上がりってにも限度があるでしょ。
確かに暗いまま飲んでも酒も飯もまずくなるだからだろうけどさ。
俺もビールと焼酎を飲まされたけど、もう良いです、と自重した。
だって明日は葬儀なんだもの。
一番かわいそうなのは兄貴でして。
20歳超えてるもんだからもうガンガン飲まされる。
お前ら馬鹿じゃないか?まだ明日は葬儀があるのにそんなに酔わせてどうするんだ?
責任持てるのか? と俺は思った事を言おうとしたが母に止められた。
せめて飲ませるなら翌日に大事な日がないようにしろと本当に思ったね。

兄貴はまともに歩ける状況じゃなかったので母と俺で家に帰った。
そっからは兄の介護が大変すぎてもうやってらんなかったね。
ねっころがった所ですぐ寝るし。トイレに入れてもトイレでも寝てしまうし。
風呂に入れても動かないし。
俺が兄貴を布団に寝かせるまでどれだけ大変だったか親戚たちに聞かせてやりたいね。

母はその親戚達に呼び戻され怒られたそうだ。
息子に甘いと。
馬鹿か。母は何も悪くない。
甘いのは親戚たち。お前らだ。

なーんで人がなくなってムカつかなきゃならんのだ。馬鹿馬鹿しい。


葬儀の朝、母の電話で起こされ葬儀屋へ向かった。

葬儀にもたくさんの人が来た。
葬儀の時間は12:00.
なんとクラスの友達が来ていた。
学校を途中で抜け出して来てくれたのだろう。月曜日にちゃんとお礼言わなきゃいかん。
ありがとう。

葬儀は進んでいき。
親父が入っている棺に花を入れる時がやってきた。
親父の顔を見た俺はまた泣いていた。
何で泣くんだ。泣くのは葬儀までと決めていたのに。

そして親父の棺を閉め、バスに棺を載せ、火葬場へと向かった。

棺を火葬するところに入れる時、母が泣いていた。
今まで我慢していたのが出てしまったのだろう。
俺は母の背中をさするぐらいしかできない。かける言葉が見つからない。

火葬には2時間かかるので待合室で昼食を食べた。

火葬を終えた親父。
本当に骨だけしか残らなかった。
癌とかになると骨が黒くなるらしいのだが白だったので安心。
骨をみんなでお骨箱に入れ葬儀屋へと戻った。

お坊さんのお経が終わり、親父の戒名が決まった。

虎山春徹居士

お坊さんは「虎山一徹」にしようと思っていたのだが。
親父の優しい面などを聞いて春という文字をつけたのだそうだ。
まさに親父らしい戒名だ。


そして葬儀が終わり、飯。
正直あまり腹が減っていなかった。

それが終わった後、葬儀に来てくれた血縁関係者全員を見送った。

疲れた。本当のつかれた。
眠かったのでその日はぐっすりと寝ました。




親父ありがとう。



しかし疑問点が2つあるのだ。

1、親父が亡くなる一日前、親父が指で何かを書こうとしていた。
 でも何を書きたいかはわからなかった。

2 親父の遺品。親父は釣りが大好きだった。
  だから棺に釣竿を入れてあげようと思ったのだが。 
  どこにも見つからなかった。
  親父が絶対に燃やさせるかと隠したか。
  最後に釣りをした時、釣り人or釣り仲間に渡したかもしれない。


読んでくれた方ありがとうございました。

皆さん。俺が言えることじゃないですけど。
親は大切にしてください。
人はいつ死ぬかわかりません。
親に言いたいことは言っておく、やりたい事はやっておく。
要するに悔いを残さないでください。
俺のようにね。



PS
前記事でコメントしてくれた方々へ。
時期的な事なゆえ返信がしにくいのです。
コメントは絶対返す主義なのですが今回は勘弁してください。

でも通夜とか葬式とかの準備してるときにコメント読んでたんだけど励まされたよ。
コメントしていただいてありがとうございました。
[ 2008/03/08 21:39 ] 日記 | TB(0) | CM(4)

俺が卒業やらなんやらで浮かれていた時に、お父さんが亡くなっていたのか・・・
励ましてやることもできずに、すまなかった。(と言っても、人の死に直面した事があまり無い俺が言うのもなんだが・・・)
葬儀が終わったとはいえ、これからも大変かもしれない。
母親を支えなきゃならんし、今後の生活の事(経済面やらなんやら)も色々と考えなきゃならん。
ありきたりな言葉だが、俺からは「頑張れ」としか言えない。すまん。
だが、その頑張りは天国に居るお父さんには届くはずだ。
頑張って、お母さんを支えてやってくれ。
10分ぐらい悩んだが、これ以上のコメントをつけることが俺にはできないみたいだ。気がきかんですまんな。
とにかく、頑張ってくれ。

でわっちのお父さんのご冥福を、お祈りいたします。
[ 2008/03/08 23:57 ] [ 編集 ]

人が前に進むには何か犠牲が必要だ…てサーセン…どこぞの漫画のセリフを言ってる場合じゃないですねι
お父様のご冥福をお祈りします
[ 2008/03/09 00:27 ] [ 編集 ]

こんな時に気の利いた言葉のひとつも掛けてやれない自分が恨めしい限りですが、ただ一言だけ。
頑張れ。

お父さんの御冥福をお祈りします。
[ 2008/03/09 01:25 ] [ 編集 ]

健石
健が気に病む必要はまったくないんだぜw
10分も悩んでくれただけで俺はうれしいぜ。ホントに。
ありがとうございます。

ナタさん
ええ。漫画のセリフなんて言ってる場合じゃないですよw
漫画と現実は区別しなきゃですね。
ありがとうございました。

軍曹
な ぜ コ メ ン  ト し た し
というのは冗談です。ROM専の軍曹からコメントをもらえるとは思っていなかった。
頑張れで充分だ。
あるがとうございました。
[ 2008/03/10 22:55 ] [ 編集 ]

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